僕は、みの子と電車で出会って、連絡先を訊いたのに、メモに書き間違えた。

十月のある晴れた夜、高知の帯屋町商店街で僕は100パーセントのみの子とすれ違う。
みの子は東から西へ、僕は西から東に向けて歩いていた。

まあ、そんな風に僕たちの実験ポップは始まった。


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